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別に今になってわざわざ考えてみる程のこともなく、ポケモンの「進化」という言葉は使い方が違う。あれは同一個体の姿形が変化しているのだから変態、ないし成長ではないだろうか。どちらかの言葉に沿わせるにしても若干のブレはあるけれど、「進化」という言葉を当てはめるよりはよほど近い。「進化」したあとに生まれた子供が、親の進化前の姿であるということも通常の進化とは大きく違う。

しかしその誤用がそんなに悪いかと言えば別にどうでも良いのではないかと思う。この「進化」という言葉の意味合いが本来のものからズレている、ということなんて中学の理科で生物を習えばすぐに気付くこと。

逆にカタカナで「ヘンタイ」なんて書かれた方が結構嫌じゃないか。

「タマタマがヘンタイした」とか「それはヘンタイしないポケモンだよ」「お前イーブイ何にヘンタイさせた?」「ゴーリキーをヘンタイさせるために通信しよ」とか、あまり聞こえが良くない。いや初めからそうだったなら耳慣れたのかも知れない。でももしかするとそのせいで全く売れずに消えていったソフトとなったのかもしれない。

まぁだからポケモンは勝手に「進化」しててくれりゃあいんだわ。

それから進化についてあれこれ思いを馳せていたらふと気になった。「POKeMON」ではどういった表現になっているんだろうか。向こうでは奴らはどうなるんだろうか。

トランスフォーム?メタモルフォーゼ?エボルブ?

トランスフォームってもう日本人には完全に機械的な変形のイメージが強いだろうなとか、メタモルフォーゼだとチョウチョとか虫のイメージだなぁなんて思いながら調べてみる。

ちょろちょろしたら意外と簡単に出てきたもんで、正解はEVOLVEないしEVOLUTION。まんま「進化」じゃないか。

では現在地球上の大部分では「ポケモン」のせいで「進化」が誤用され続けているんだろうか。欧米においてもあえて「進化」という言葉を使用するその理由はなんなんだろうか。

キリスト教は基本的に進化論を否定しているというような立場を踏まると、キリスト教国はポケモンの「進化」をどのように捉えているのかしらね。

すげーどうでもいいや。

昨日は脳神経外科の診察へちゃんと行ってきた。

MRIと頭部レントゲン等々。MRIちょっと楽しい。周囲の機械は見えないけれどグイングイン動いているような気配があり、断続的にいろんなリズムでいろんな音が鳴り続ける。気のせいなのかどうかわかんないけど、右の方からディディディディみたいな音が右脳の中心に向かって数分鳴り続ける時があり、脳味噌が痒くて痒くてしかたなかった。動いちゃダメだとキツく言われていたからずっと足の指をグーパーグーパー繰り返して耐えた。そんな約20分間。

診察では脊椎や背骨から神経が出て行くための穴、三半規管、歯並びが綺麗だねと言われただけでお終い。とくに悪いところはないけれど身体の筋肉や腱、神経などへの疲労の蓄積のせいでの体調不良でしょうって。なにやら薬またたくさんもらった。

毎食5錠くらい飲まないといけないの。

まるで病人みたいである。

ついこないだ5kg減ったのに今日計ったら元に戻っていた。

くやしい。きー。一旦筋肉が落ちて脂肪がついたんだろうか。

もしそうならダメすぎる。

僕が一番痩せていたときの体重は2100g位だったと思ったんだけど、今はその全盛期の何倍だろうか。感慨深いものがありますな。