声
今気づきました。
前もって言っておきますが、
今日の日記は人によっては怖い話かもしれないし、
とても嘘くさい話になるかもしれないので、
嫌だな、と思った方は読まないで下さい。すみません。
では。
1週間ちょっとくらい前の話です。
時間は忘れましたが、深夜自宅で寝ようとベットに入り、
電気を消して、少し携帯をいじってからウトウトし始めました。
そうしてもうすぐ眠りに落ちる、
夢と現実の挟間にいるくらいの時に、
突然声が聞こえ始めました。
一人暮らしだから部屋には自分一人です。
それに声がとても幼い。
おそらく小学生くらいの女の子の声です。
何より声はとても近くに感じられます。
頭の中で鳴っているのか、
耳元で言われているのかわからないくらいでした。
声の内容ははっきりと聞き取れました。
「もう行っちゃうよ…もう行っちゃうよ……」と、
ずっと繰り返していました。
繰り返してはいましたが、
リピートという感じではありませんでした。
こっちの反応を待っているような、
反応しないことに少し怒っているような、機嫌が悪いような。
かまってほしそうな口調でした。
睡眠の直前にいたことと、口調のせいか、
そんなに怖いという印象はなく、
眠いな、何だろう?くらいの気持ちで目を覚ましました。
すると声は止みました。
夢か、と思いまた寝ようとし、
ギリギリまでいくとまた声がし始めました。
内容は同じです。
同じようにまた起きましたが、声もまた止みます。
電気も点けましたが特に何も無い。
また寝る。声はする。時々起きる。
と繰り返しながらいつの間にか眠っていて、
目を覚ますと朝でした。
それがあってから、いろいろな人に話しました。反応は様々。
「こえーっ」と怖がる人。
まぁ普通に考えたら怖い。何でそんなに怖くなかったのかは自分でもよくわからない。
「エロいな…」とそっちの想像を始める人。
そんな不機嫌にイク報告されても困るし。
部屋には一人だし、隣とかでもないし。
「座敷童じゃね?」と話をひろげる人。
いや、ただでさえお金ないのに、
座敷童がいて今までこれだったとしたら、
いなくなられたら餓死しちゃうよ。
とかこんな感じでちょっと怖いけど冗談みたいにして話してた。
最近は遊んだり、飲み会やら誕生会やらで、
あまり夜は自宅に帰っていなかったので、
声を聞くこともそんなになかった。
それで昨日は普通に家で寝たけど、
声は聞かなかった、とさっきのんびり考えていて、
あることに気づきました。
25日の日記を見てもらえばわかるのですが、
3日前に実家にいた愛犬が亡くなりました。
その犬はメスで、
小学3・4年生の時に拾ったはずなので、今年で11~12歳。
ぴったりだなと。
死ぬ前に遠くにいる自分に会って報告をしに来てくれたのかなと。
ちょうどそれ以降声も聞こえていない。
だとしたらあの時どうしたらよかったのか、
どうしてほしかったのかとか、いろいろ考えてしまいます。
来てくれて嬉しい気もするけど、
そこでもまたなにも出来なかった後悔もある。
嬉しいような、寂しいような、申し訳ないような。
気づいた瞬間そんな複雑な気持ちになった。
またごめん。ありがとう。会えるとは思わないけど、またね。
そんな気持ち。
この話は、
自分でも完璧に信じてるわけではないと思います。
やっぱり夢だったろうとも思うし、あるわけないとも思う。
書きながら嘘くさいとも思う。
信じてもらえないと思う。
後付けだし。そう思いたいだけなんじゃないかとも思う。
だから信じる信じないは自由です。
でも誰かに聞いて欲しかったんです。
読んでくれた方、長々と本当にありがとうございました。
ありがとうございました。