千早

最高です。最高なんです。

今現在お金がないです。貧乏なんです。

が、

一昨日漫画をまとめて三冊買いました。

知らなかった漫画なのですが、

何故か惹かれてまだ読んでもいないのに、

なけなしのお金をはたいてまとめて三冊も買ってしまいました。

一冊約600円なので、1800円。大損害です。

そんで昨日また続きを一冊買いました。

全然お金ないのに。

もう二年次飲みには行けません。

非常に残念ですが。

でもそれ程の価値がある。

飲み会に行かず、ご飯を削って買う価値があるのです。

皇国の守護者

という漫画です。

読んでから知ったのですが、

佐藤大輔という人の同名小説を漫画化したものらしいです。

とりあえず凄い。凄すぎる。尋常じゃない。

おそらく原作自体がもう凄いものなのだと思う。

読んでないので何も言えないし、

凄いという陳腐な言葉しか浮かばないが、そうなのだと思う。

そして、それを全く殺さずに描くことのできる伊藤悠の画力。

本当に魅せられる。鳥肌が立つ。涙腺が緩む。

漫画の舞台は「皇国」という日本{のような}国。

そしてどっかのでかい国に似た「帝国」。

「帝国」が攻めてくるなか、前線で奮闘する一兵士が主人公。

物語の秀逸さ、画の魅力、言葉の重み、設定の細かさ、

リアル、命の重さ、それぞれから強く感じられる人間らしさ。

どれをとっても最高値。

架空の話なのに、このリアルさ。

命の重みという言葉も、良く聞くようなレベルではない。

台詞まわしも素晴らしい。

西田少尉が、隕鉄が、伊藤少佐が、大瀬が、

金森二等導術兵が、漆原少尉が、

そして新城直衛が。

何度もいうが、全てが尋常じゃない。

「なにしろ これから戦争ですので」

細かいことは言わない。是非読んで下さい。どっかで。

我が家で読んでも良いです。

とりあえず読んで下さい。

Wikipediaを見たら、諸事情で連載終了したそうな。

物凄く残念。なんでなのでしょう?

これはもう小説を買うしかない。

お酒が飲みたいです。

暇なのです。

みなさまおススメの漫画を教えてくだされ。